守りが必要!
こんにちは、TAKEです。
今日も怒りの感情についてもう少しだけお話しします。
怒りの感情は「第二感情」であり、
第一感情で感じる(みじめな気持ち・悲しい気持ち・不安な気持ち)気持ちから
自分を守るために、すりかえられた感情です。
でも、できることなら、怒りの感情ではない方法で、
自分を守っていくことが出来るほうがいいですよね。
怒りの感情は決して悪者ではありません。
でも、周りの人に嫌な思いをさせたり、
八つ当たりをするようになると悪者になってしまいますよね。
自分で自分を守っていくことが、今より上手に出来るようになれば、怒りの感情「第二感情」の出番が少なくなっていくと思いませんか?
まずは、「今の自分には、守りが必要であり大切なんだ。」と、自分自身に受け入れていくことです。
自分を守れるのは自分だけです。
守りが必要だということは、決して恥ずかしいことではありません。
自分を強くしていくため、自分を知っていくために必要なことです。
まずは、しっかりと自分で受け容れましょう。
そして、他の守り方をどんどん取り入れていきましょう。
例えば、
人との距離感。
初対面の人といきなり、10cmの距離には自分からはなかなしないことですよね。
でも、家族や友達大切な人とは自然に10cmの距離になっていますよね。
私達は無意識でも、距離感を作っているんですね。
自分の心が安心できる距離感で、人と接していくことも1つの方法です。
私の場合は、亡くなった父の写真がお守りになっています。
自分に虚しさや、みじめさ、不安が襲ってきたときは、写真をみると、守られているような気持ちに包まれます。
他には、自分の好きな言葉とか、音楽。
きっと、辛い時を助けてくれた何かが、誰にもあると思います。
そういった、自分のお守りを、たくさんとりいれていくといいと思います。
自分が安心していられることを見つけて、それを、お守りにしていくことが、
第二感情を少しずつ使わなくてもよくなる第一歩だと思います。
本日もご覧いただきありがとうございます。
自覚していきましょう。
こんにちは、TAKEです。
今日も、怒りの感情について、もう少しお話しします。
前回お話ししましたが、怒りの感情は「第二感情」であり、
第一感情のみじめな気持ち、悲しい気持ち、不安な気持ちから、
自分を守るためにすりかえて、つかっているんだよ。と。
ですが、怒りの感情を捨ててしまいなさい。と言っているのでは、
ありません。
怒りの感情は悪者ではありません。
怒りの感情がわいてきたときは、
「私は、怒っているんだね」と自覚していきましょう。
そして、怒ってる最中は、カッとなっているので、できないと思いますが、
少し落ち着いたときに、「第一感情は何だったのかな?」と自分の心に聞いてみる
時間をもつことをおすすめします。
カッとなり、怒鳴り散らすのではなく、
「私は怒っているんだね」と、
しっかり怒っていることを自覚することで、怒りの感情に振り回されなくなっていきます。
少しずつ自覚すること、そして落ち着いたときに自分の第一感情をみつけていくことを
習慣にしていけたらいいと思います。
本日もご覧いただきありがとうございます。
自分を守るために使っている!!
こんにちは、TAKEです。
前回は、怒りの感情は「第二感情」だということを1組のご夫婦を例にしてみてみました。
今日は、旦那さん側の気持ちを見ていきます。
醤油を買い忘れた旦那さん、自分が忘れたから「買ってくるよ」と言ったけれど、
「それでいいだろ!!」と怒りの感情を表しています。
旦那さんの怒りはなぜうまれたのでしょうか?
奥さんからの言葉の中に「あなたはいつもそう!すぐに約束を忘れるんだから」
ここで、旦那さんは、奥さんが自分のことを頼りない人、約束を守れない人だと思っていることを感じ、みじめな気持ちや、悲しい気持ちを最初に感じています。
俺はみじめな人間なのか・・・
妻がそんな風に思っていたなんて・・・
という悲しみの気持ちから、自分を守るために、「それでいいだろう!!」と、
怒りの言葉をぶつけています。
奥さんも旦那さんも、自分の第一感情に耐えられずに自分を守るために、怒りの感情にすりかえて、ぶつけてしまっているんですね。
みじめな気持ち、悲しい気持ち、不安な気持ちを、
自分で受け止めていけるのは、心が強くないとできないことです。
みじめな気持ち、悲しい気持ち、不安な気持ちを、
毎回受け止めていると、心がもたない人のほうが多いと思います。
だから、自分を守るために、怒りという感情にすりかえ使っているんです。
怒りの感情を悪者だと決めつけないでくださいね。
本日もご覧いただきありがとうございます。
怒りの感情の正体?!
こんにちは、TAKEです。
今回からしばらく、怒りの感情についてもう少し詳しくお話ししていきたいと思います。
怒りの感情は「第二感情」だということを聞いたことがありますか?
私も最初に聞いたときは、えっ?と思いましたが、今は納得しています。
例えば、
1組のご夫婦のお話しです。
奥さんは旦那さんに、「帰りに醤油を買ってきて」と連絡をしました。
ところが、帰宅した旦那さんは、何も買ってきてはいません。
奥さん「あなた、醤油は?」
旦那さん「あっ!忘れた」
奥さん「どうして買ってきてくれないの!連絡したでしょ!」
旦那さん「忘れてた!ごめん」
奥さん「あなたは、いつもそう!!すぐに約束を忘れるんだから!!」
旦那さん「今から買ってくる。それでいいだろ!」
奥さん「もういい!!」
旦那さんは、今から買いに行くと言っているのに、奥さんは、「もういい!!」
と突き放しています。
醤油を買ってくれば、問題ない結末の様に感じますが。
実は奥さんが、怒ったのは「第二感情」なんです。
約束や頼みごとを忘れられたことで、旦那さんにとって自分はどうでもいい存在なんだ。私との約束、私の頼みごとなんてどうでもいいんだ。という寂しさ、悲しさ、不安が最初に起きている感情なんです。
その寂しい、悲しい、不安な気持ちに耐えられないから、
自分を守るために、怒る(怒りの感情)という形で表現してしまうのです。
なんとなく、なるほど!と思っていただけましたか?
次回は、旦那さん側の気持ちをみてみましょう。
本日もご覧いただきありがとうございます。
怒りの三段階!?
こんにちは、TAKEです。
前回は、怒りの感情と上手にお付き合いしましょうというお話をしました。
今回は、段階別の怒りの感情についてお話しします。
①小さな怒り
嫌だなぁ。やめてくれないかなぁ。同意はできないなぁ。ちょっとイライラするなぁ。
②中程度の怒り
腹がたつなぁ。やめてくれ。反対だ。イライラする。
③大きな怒り(強い怒り)
頭にくる。やめろ。無理。殴ってやりたい。
小さな怒りの段階で、表現して伝えていると、強い言い方(言葉)にもならずに伝えることができます。
それでも、やめてくれずに中程度の怒りになってしまったときは、
「やめてほしい」「私はそれには反対の意見です」と自分の気持ちをしっかりと言葉にして伝えると、怒りの感情が蓄積していくのを防ぐことができます。
大きな怒り(強い怒り)になってしまった場合は、手を出さないでください。
まずは、言葉で表現する努力をしましょう。
大きな怒り(強い怒り)の段階までいってしまうと、どうしても攻撃的な態度(言葉)になりやすいですが、攻撃的な態度(言葉)になってしまうと、お互いに怒りが増していく可能性があるので、相手に脅威を与えないように、
「どうしてほしいのか」「何が嫌なのか」
そういったことを、言葉で伝えようとしてみましょう。
大きな怒り(強い怒り)になると、口からいろんな言葉が飛び出してしまいますよね。
自分でもビックリするくらいひどいことを言ってしまうことも、
そして、冷静になったときに後悔してしまうことも。
口から言葉が飛び出しそうになったら、一呼吸してくださいね。
この一呼吸がとっても大切です。
そして、「どうしてほしいのか」「何が嫌なのか」「何に怒っているのか」
そういったことを言葉にして伝えていきましょう。
6年くらい前までの私は、口から飛び出す言葉をそのまま飛び出させていました。
そして、冷静になったときに後悔していました。
一呼吸すること、怒りの感情は自分が作っていることを知ってからは、大きな怒り(強い怒り)までいったことがないと思います。
有り難いことに、小さな怒りの段階で気持ちを伝えることをしているので、中程度の怒りも最近はありません。
健康にも良さそうでしょ♪
本日もご覧いただきありがとうございます。
怒りの感情と上手に付き合おう!
こんにちは、TAKEです。
前回は、会話の続け方と終わらせ方のお話しをしました。
今回は、「怒る・怒り」の感情についてお話ししたいと思います。
怒ったり、怒りがわいてきたりするときは、周囲の人の言動や出来事がきっかけなことが多いと思います。
だから、私達は、あの人のせいで怒らされた。と思ってしまいます。
ところが・・・
自分を怒らせているのは自分自身なんです。
えっ?
どういうこと?
私も最初はそう思いました。
でも、同じことをされても、同じことを言われても怒らない人もいます。
自分が自分を怒らせていると思えないのには、
怒りという不快な感情を自分が起こすはずがないと、そう思っているからかもしれませんね。
怒りの感情は悪いものでしょうか?
私は、悪い感情だとは思いません。
ただ、怒りの感情を人に八つ当たりしたり、周りを不愉快にさせる状態にするのは、
あまり好ましくないと思います。
怒りの感情がわいてきたら、自分でその感情を感じることが大切だと思います。
何に対してこんなに怒りの感情がわいてきているのか、
本当に、ただ怒っているのか、
本当の感情はなんだったのか、
自分の気持ちを感じることが大切になります。
怒りの感情を抱いてしまった自分に罪悪感をもったり、自己嫌悪になったり、
無理に怒りの感情を抑えることはおすすめしません。
心の病気になってしまいます。
怒りの感情はマイナスだという印象が大きいですが、その怒りという感情のおかげで
危険から身を守ることもできます。
怒りの感情がふつふつとわいてきたときは、
一呼吸して、自分の怒りの感情をじっくりと感じてみましょう。
「私はいま、怒っているんだね。どうして怒っているのかな?〇〇されて、嫌だったんだね。どうして、〇〇されたのかな?」
こんな風に1つ1つ自分と向き合っていくと、原因にたどりつくこともありますよ。
怒りの感情と向き合って、上手にお付き合いできると少し気持ちが楽になるかもしれませんよ。
本日もご覧いただきありがとうございます。
会話の続け方・終わらせ方
こんにちは、TAKEです。
前回は、会話の始め方のちょっとしたコツについてお話ししました。
今回は、会話の続け方についてのお話しをしたいと思います。
会話が続くコツは、新鮮な話題を加えていくことです。
話がフレッシュになることがコツです。
・自分の知っていることを話す
・新しく相手に質問をして話をふくらませる
・相手と異なる意見になったときは、その意見もちゃんと話す
(会話中、ずっと相手と意見が一致することは、とても楽しいことではありますが、
違った意見になることも、違った視点からの意見や考えを知ることができるので
新鮮な会話になります)
話の話題を変えたいと思ったら、いきなりその話をするのではなく、
今話している話題が一段落ついたときにしましょう。
そして、一言「話は変わりますが」「話題を変えますが」などを付け加えることで
会話がスムーズに変えられます。
次は、会話の終わらせ方についてです。
実は、私はこれもとても苦手でした。いつ、どのタイミングで、なんて言えば相手は嫌な思いをしないのかな・・・と考えながら相手と話をしていたので、最後の方の会話は心ここにあらず・・・といった感じでした。
話している相手と別れたくないという思いや、今回だけで関係が終わってしまうのではないか、というそんな気持ちがあったので、なかなか会話を終わらせられませんでした。
でも、ちょっとした一言(コツ)を言えるようになったことで、そんな心配をすることもなくなりました。
「今日は、すごく楽しかった。また会いましょう」
「本当に残念ですが、今日はここまでにしましょう」
今日のことは楽しい時間だったということも伝わりますし、
次にまた会いたいという思いも伝わります。
「アサーティブネス」なお別れの方法だと思いませんか。
会話を続けるには、フレッシュな話題を取りいれて、
そして、お別れするときには、今日の楽しかったことを伝え、また会いたいことも伝える。
ちょっとしたコツのお話しでした。
本日もご覧いただきありがとうございます。