自分を守るために使っている!!
こんにちは、TAKEです。
前回は、怒りの感情は「第二感情」だということを1組のご夫婦を例にしてみてみました。
今日は、旦那さん側の気持ちを見ていきます。
醤油を買い忘れた旦那さん、自分が忘れたから「買ってくるよ」と言ったけれど、
「それでいいだろ!!」と怒りの感情を表しています。
旦那さんの怒りはなぜうまれたのでしょうか?
奥さんからの言葉の中に「あなたはいつもそう!すぐに約束を忘れるんだから」
ここで、旦那さんは、奥さんが自分のことを頼りない人、約束を守れない人だと思っていることを感じ、みじめな気持ちや、悲しい気持ちを最初に感じています。
俺はみじめな人間なのか・・・
妻がそんな風に思っていたなんて・・・
という悲しみの気持ちから、自分を守るために、「それでいいだろう!!」と、
怒りの言葉をぶつけています。
奥さんも旦那さんも、自分の第一感情に耐えられずに自分を守るために、怒りの感情にすりかえて、ぶつけてしまっているんですね。
みじめな気持ち、悲しい気持ち、不安な気持ちを、
自分で受け止めていけるのは、心が強くないとできないことです。
みじめな気持ち、悲しい気持ち、不安な気持ちを、
毎回受け止めていると、心がもたない人のほうが多いと思います。
だから、自分を守るために、怒りという感情にすりかえ使っているんです。
怒りの感情を悪者だと決めつけないでくださいね。
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