自分の気持ちを感じてみましょう。
こんにちは、TAKEです。
前回は「挨拶」も立派な自己主張、「挨拶」から始めましょうというお話をしました。
今回は、不一致についてお話しします。
笑顔で「怒っている」と言われたら、えっ?怒っているの?嬉しいの?からかっているの?
相手には、本当の気持ちは伝わりません。そして相手は、どう反応していいのか分からないので戸惑ってしまいます。
または、何か頼まれごとをしたときに、怒った顔をしながら「いいですよ」と言ったり、自分の気持ちを言葉では伝えられないけど、表情には表れてあらわれてしまっています。
※こんな状況が起きたら、アサーティブネスの人は「本当の気持ちはどちらですか?」とはっきり聞くことができます。
赤ちゃんの頃は、不快を感じると「泣く」という方法で表現します。
しかし、成長して大人になっていくにつれて、感情・態度・行動・言葉が一致しないことも増えてきます。
悲しいのに、それを隠すように怒ったり、怒っているのに泣いたり、笑顔で「イライラする」と言ったり、表現が複雑になっていきます。
言葉と表現が不一致していることが多いなぁと感じたら、一度立ち止まって、自分の気持ちを感じてみましょう。
大人になるにつれて、「怒ってはいけない」「感情的になるのはよくない」「泣くのは恥ずかしいことだ」といった気持ちが作用して、正直な感情の表現ができなくなっていくこともあります。
不一致した表現を分かってくれる人もいると思いますが(身近な人は分かってくれることもあります)、多くの人は、不一致の表現に戸惑いを感じてしまいます。
言葉と表現が不一致だと、本心が伝わらない、相手を混乱させてしまう、問題が解決しない、人間関係が悪くなってしまう、などいろんな問題が起きてしまいます。
結果、相手もあなたも苦しむことになります。
不一致を感じたときは、一呼吸して、自分の気持ちを感じてみましょう。
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